韓国の中小企業庁が、1000社のグリーン技術ベンチャーを育成するという内容の
「第2期ベンチャー企業育成対策」を発表しました。
李明博大統領が非常経済対策会議で
「青年失業を解消し、企業家精神を生き返らせるために第2のベンチャーブームを起こさねば」
と注文していた模様です。
一週間で出された総合対策だけに画期的な内容を期待するのは無理です。
2004年の「ベンチャー活性化対策」と比較すれば、支援規模が
大きくなっただけで類似した内容を盛り込んでいる点も見受けられます。
母胎ファンドの設立、買収合併(M&A)の活性化、敗者復活戦の導入
などはそっくり同じです。
ですが、ベンチャーを育成するという政府の強力な意志を再確認できる
という点は良い情報だったと思います。
日本も、今よりはもっともっとベンチャー育成に注力していかなければ
ならないと思います。
競争力のない既存の企業を税金で生き残らせるなんて論外ではないでしょう。
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